おうち保育園®とは

子育てを取り巻く課題

既存の保育園だけでは、子どもを持つ女性たちは働き続けられません

横浜市では、2013年、待機児童が0人となりました。
保育園が増え、働きたい女性が仕事を持てるようになるのはとても嬉しい事です。
しかし、全国各地で保育園の待機児童対策は進められているのに、それだけでは、「働き続けることができない」理由をご存じでしょうか。
下記は、認可保育園など既存の保育サービスが対応している時間帯を青色で表したものです。

kodomo_hoikujikan hoikuennji_hoikujikan

女性たちが働き続けるためには、既存の保育サービスが対応していない、オレンジの時間帯をカバーしないといけません。
子育て女性達
多くの会社や職場では、今、余剰人員を減らしており、一人でこなさなければいけない仕事の量がとても増えています。子育て中といっても、残業や夜間、土日の勤務が必要になることもあります。
また、出張をすれば、保育園の終わる時間までに戻れないこともあるでしょう。
女性が比較的多く働くサービス業や看護師、公務員、学校の先生、保育士、幼稚園教諭などでも、残業や夜勤、シフト勤務、土日の出勤が必要な職場がほとんどなのです。

女性たちの多様な働き方を支える、保育が求められています!

子育て中なんだから、お母さんは夜や週末くらい子どもと一緒に過ごすべき、
そんな発想がまだ社会にはあるのかもしれません。
ですが、実際には、子どもを持ちながら働く女性達は既に社会で大事な役割を担って仕事をしています。
workout_reason
夜間や、休日も必要とされる仕事に就いているのに、身近にサポートしてくれる人がいなければ、仕事はなかなか続けられないでしょう。
「父親と分担」「両親を頼る」などで乗り切っている方もいますが、
特に都市部の女性は、「父親も同様に忙しく」また「実家を頼れない」などの理由から、仕事と育児の両立を難しいと感じています。
(ベビータウン調査結果より)
もし身近に、仕事を続けながら子育てもしたい女性をサポートしてくれる人がいれば、解決出来る問題なのです。

ページ上部へ戻る

おうち保育園®の背景

おうち保育園®協会は、認定NPO法人あっとほーむにより運営されています。
あっとほーむは創業15年、毎年累計4,000人以上の子どもの保育を行って参りました。
通常の保育園だけでは足りない働くママのために、保育園に子どものお迎えに行き、パパママの帰りを待つ夜間保育、小学生が放課後に帰って来れる学童保育、付き添いが難しくなかなかできなかった習い事をあっとほーむ内で行う幼児教室など、常に働くママの目線でサポートしてまいりました。 且つ、子どもたちにとっては、自分のおじいちゃんおばあちゃん、おじちゃんおばちゃんなどに見守られているような安心感と、近所の友達や親戚の子ども達みんなで遊んでいるような楽しさを与える場所でもあります。まさに働くママにとっても、子どもたちにとっても第2のおうちのように。
その中で、あっとほーむのようなところがうちの近くにも欲しいという声を何度も何度も聞き、そのたびに対応できないことを申し訳なく感じてきました。
そこで、あっとほーむに通うことができない地域の方からの熱いご要望にお応えし、あっとほーむのような施設を「おうち保育園®」と称し、その育成と普及を行っていくことにしました。
子育て支援が充実してきたとはいえ、子育て中の女性が働き続けることはまだまだ厳しく、3歳未満の子どもがいる女性の就業率は31.5%と、同年齢の女性の就業率87.3%に比べると55.8%もの差があります。
子どもの年齢が上がるにつれ就業率も上がりますが、一度離職したらなかなか復帰できないのは、その後の就業率推移でもわかります。(厚生労働省 平成22年版 働く女性の実情より)
また、子どもへの虐待は年々増加しており、1週間に1人の子どもが命を落としています。私たちはこれらの現状を踏まえ、親だけでなく地域で子どもを育てる環境を作り上げていくことが必要だと考えました。
単に「預ける」保育ではなく、「共に育てる」保育を普及させることで、親が安心して子育てをし、子どもが健全に成長する環境を作り出します。
それは、大きな保育園や学校でできることではなく、親や親せきと同じように子どもに愛情を持ち、親を応援する地域の人材を育成することが必要だと考えます。
私たちが育成普及する「おうち保育園®」は、あっとほーむを一つのモデルとし、親と共に育てる、地域と共に育てる保育を行う小規模の自宅型保育園です。自宅やそれに準ずる施設で、責任をもって地域の子どもを共に育てる保育者を育成するプログラムを、横浜市経済局の支援を受けて作り上げました。
※「おうち保育園®」は、NPO法人あっとほーむの登録商標です。
ouchihoikuen_3feature

「おうち保育園®」の保育指針

働く女性の支援者として
夜間や休日など、既存の保育サービスが対応できていないニーズにできる限り対応できるよう努めます。

自宅にいるように過ごせる環境を
子ども達がのびのびと安心して過ごせる過程的な雰囲気を目指します。
子ども同士がきょうだいのように楽しく過ごせることを目指します。

子どものやる気を伸ばす接し方を
押し付けたり強制する教育ではなく、「やる気を引き出す」コーチング技術で子どもたちに接します。

安心・安全な保育環境を
国家資格「保育士」の資格を持ったスタッフが対応します。
安全管理を徹底し事故の防止に努めます。
「子ども専門の救急法」を学び、安心な保育環境を提供します。

「預ける」から「共に育てる」保育へ
地域みんなで子どもを育てる、共育ての場作りをします。

私たちが「あっとほーむカレッジ」を始めた理由

「私もあっとほーむのようなところを立ち上げたい」
「学童保育をしたいと思っている」
「一時保育をしたい」
認定NPO法人あっとほーむの活動を続けてきた中で、このような相談を多く受けてきました。
しかし、相談をされたことに答えているだけでは、事業をする上でここが大切と思うところまで耳を傾けて頂くのが難しかったり、相談だけの短い時間では伝えきれなかったり、立ち上げたはいいけど、子どもが集まらない、経営が行き詰ったなどの理由で途中でやめてしまう。
そういった方も多くいました。
私と同じ時期に保育事業を始めた人も、自分の夢を実現しましたが、大きな赤字を抱え辞めてしまいました。
そんな中で、私たちが事業を続けてこれた理由や、ここが大切というポイントをきちんとお伝えしようと思ってできたのが、「あっとほーむカレッジ」です。
私たちだけが儲かればいいなら直営やフランチャイズにします。
しかし私たちは、地域に住む人がその地域の親子を支援し、地域を繋げていくことが望ましいと考えています。
「あっとほーむカレッジ」では、私たちが長年の運営で培ってきたスキルとノウハウをすべてお伝えします。
皆様の地域で、地域の親子をサポートする事業を始めて頂きたいと考えています。

ページ上部へ戻る

講師紹介

 

あっとほーむ
アクセス
小栗ショウコ・田中聖華著『だれも教えてくれなかった ほんとうは楽しい仕事&子育て両立ガイド』
ページ上部へ戻る