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こんにちは、小栗ショウコです。

 

カサンドラ症候群をご存知ですか?

どのサイトにリンクを貼ればいいのかわからないので、ちょっと手を止めて検索してみてください。

 

これは、アスペルガー症候群のパートナーや身近な人に起こりうる症状です。主に夫婦間のことが言われますが、私たちのように想いを持って、子育て家庭と親密なお付き合いをする子育て支援者もなり得ることです。

 

 

 

カサンドラ症候群まではいかないけれど、私は昔、心が通わないことでかなり辛い想いをしたことがあります。

それはこんな状況でした。

ある事情でサポートが必要な状態だった家庭があり、一緒に食事をしたり旅行に行ったり、かなり親しくお付き合いをしていました。

体調が悪いと言うので病院まで一緒に行ったこともあります。いつも彼女(働くママ)の話を聞いて、悩みを聞いて、アドバイスをして欲しいといわれるので、いくつも提案するのですが、ことごとく却下されます。気づくといつもその繰り返し。でもあるときから彼女が、他の人にこの悩みを打ち明けたらこういうアドバイスをもらったらこうしてみたらこんなに良くなった!と言うことが多くなりました。それって、私が提案したことと同じで、その時は却下したじゃん・・ということが続いたのです。普通の友人関係でもこういうのはよくあることですが、これがずっと続くのです。

気持ちが通じない。

なんだかむなしい。

 

 

そんな時、あるセミナーで精神科の先生に出会いました。

これこれこういう人がいてね、私はこんな気持ちなのって。ほんの数分聞いてもらっただけですが、たぶんその人は専門家のサポートが必要で、素人のあなたがこれ以上関わることは必要ないとおっしゃってくれて、その時初めて自分が思ってた以上にむなしさや負担を感じていたことに気づきました。そして、離れていいんだよとおっしゃってくれた一言にずいぶん救われました。

 

 

私と同じように、出来る限りのことをしたいという子育て支援者は、相手と心が通じること喜びを感じ、そうでない時は必要以上のむなしさを感じてしまいます。

どんなに発達障害のことを学んでも、アスペルガーだからと理解しようと思っても、はたまた診断されてないけどこの子はその傾向があるなと分かっていても、その空しさに心が打ち砕かれることもあります。なんとか力になりたい!という気持ちが強ければ強いほど。

 

 

私はあっとほーむに関わってくれた方に、出来る限りのことはしたい。親にも子どもにもね。

でも、素人の私には出来ないこともある。

だから専門家のサポートが必要な方には、専門家を紹介する。

その上で、私が出来ることをやる。

その時学んだ教訓です。

 

 

発達障害ではなくても心が通じない人もいますよね。

私たちがどんなに心を通わせたくても、世の中には合わない人もいるし、タイミングが合わない人もいる。

そして、発達障害であっても心が通じる人もいます。

先の例に出したのは大人ですが、あっとほーむでは今までもそういう子をたくさん見てきました。

笑顔に笑顔で返したり、

大好きって言ってくれたり、

別れを惜しんでくれたり、

そんなわかりやすい表現はしてくれないけれど、

それでも心は通じます。

 

 

 

だからもし、当時の私と同じように心が通じないことで落ち込んでいる人がいたら、教えてあげてください。

私たちには出来ないことがある。

決してあなたの力不足ではありません。

だから自分を責めないでって。

 

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